モーゲージで購入する場合、大体3~4か月必要となる。
でも、ここはイギリス、あまりにも返答まで時間を要する場合は、忘れられている、放っておかれている場合があるので、どんどん督促していきましょう!
購入前に準備するもの
デポジット(頭金)+諸経費
- LTV(Loan to value)75%を想定し、25%の頭金
- ソリシター費用:GBP 1500-2000(法人名義の場合)個人名義はGBP 1000-1500程が相場
- Stump Duty(印紙税)
- 修繕費:ある程度
モーゲージブローカ- (Mortgage Broaker)
- 事前にモーゲージブローカーを探し、探している物件の金額、タイプを伝えモーゲージ取得が可能か確認する。基本持ち家があり、収入が24k以上あれば、Buy to Letのモーゲージは問題なく受けられるはず。持ち家がない場合でも可能な場合もあるので、要相談
- 個人名義での購入の場合:Mortgage in Principal をブローカー経由で取得したほうが交渉時に優位に運ぶ。オファーの条件として、これを取得していることを求める不動産も多い。
- 法人名義での購入の場合:個人の場合とは異なり、即申し込みとなるため、不動産から求められた場合は、Mortage in Principal ではなく、モーゲージブローカーの連絡先を伝え「この会社は、問題なくモーゲージを申し込みすることができる」と変わりに伝えてもらう。
内見(Viewing)+ オファー
不動産の担当者と一緒に見る場合と、Purple Brickのようなオンライン不動産の場合は、売り主と直接話す場合がある。物件の広告が出されてから1週間以内に内見しないと、良い物件はほぼなくなってしまう。逆に、現在の不動産ブームの中1か月以上残っている物件は何かしら問題がある場合が多い。
内見終了後、いよいよオファーへ!
同時に不動産担当者から、Mortgage in Princial, Proof of deposit ( 銀行の残高証明)を求められる。
内見時の注意事項は、こちらの記事で内見時に注意すること(準備中)
売買金額の合意、ソリシターの選出、モーゲージの申請
売買金額合意後、すぐにソリシターを決めないといけない。
銀行によっては登録されたソリシターのみ使用可能となる場合があるので、決める前にモーゲージブローカーとよく相談したほうが良い。
モーゲージブローカーが、正式にモーゲージを銀行へと申請する
銀行手配のValuation 実施。不動産物件の査定人が派遣される
銀行のValuationが一番緊張する瞬間!ここで、Down Valuation になると、頭金が増えたり、価格の再交渉が必要だったりと後から大変。
※銀行手配のValuationは、価格面が中心となるため、別途Survey(物件調査)を依頼したほうが良い。その場合、RICS Surveyorを選ぶことをお薦めする(RICS Surveoyor : Royal Institution of Chartered Surveyors 認証されたSurveyorとなるため、信憑性がある)
銀行から正式なモーゲージオファーが入る
ここまで来ると、ある程度安心。(ここまでで大体1~2か月ほど)
ここからソリシターが、水没リスク、土地の権利、エリア等々の詳細箇所を確認していく(残り1~2か月)
エクスチェンジ(Exchange of Contract)
物件の所有権が、譲渡される。ここから法的な責任がかかってくるので、Landroad Insuranceへと加入したほうが良い。
あと少し!
コンプリーション ( Date of Completion)
Exchangeと同日、または数日後にはCompletionとなり、この日に家の鍵をもらえる。
ここまで、大体3~4か月。法人名義の場合は、もう少し時間を要する。
これであなたも大家さん!
おめでとうございます!
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